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 平成17年(2005年)4月23日土曜日

 小谷村公民館のおたり少年剣道クラブは19日、同村南小谷小学校体育館で開講した。村内小中学生約20人が毎週火曜日に剣道を通じて礼節や技術を学び、心と体の健全育成に取り組んでいる。
 村内在住の北村礼子さんと、橋本行生さんが子どもたちの素振りや早打ちなどの基礎動作から、防具をつけての打ち込み稽古までを指導した。子どもたちは勇ましいかけ声をかけながら竹刀の正しい振り方や足さばきで体を大きく使った正しく早い「気剣体一致」の打ち方ができるよう、真剣な表情で練習していた。

 昨年は大北地区で行われた青少年柔剣道大会でも準優勝をおさめるなど、クラブ員の技術も少しづつ向上し、会員数も年々増えているという。
 クラブ員の栗田桂さん(11)は「練習は苦しい時もあるけれど、打ち合うと気持ちが引き締まる。今年は団体戦を勝ち抜いて、去年以上に強くなりたい」と話していた。指導者の北村さんは「今年は対外試合や他のクラブとの交流を深めながら、各自が自分の目標を見つけて楽しく剣道ができるよう、指導していきたい」と話していた。
 

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