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     平成13年(2001年)10月26日 金曜日

 大町署と大町市役所剣道部はこのほど、大町署道場で初めての交流試合を行った。
 同署の今井啓行署長と腰原愛正市長が会議で同席した際、「お互い果たす役割は違うが、地域のために仕事をしているのは一緒。スポーツを通じて交流することはできないか」と意気投合し、今回の交流試合が実現した。
 大町署は、昨年開かれた警察の剣道大会団体戦で優勝した経験のある強豪。一方市役所剣道部もね個人で各種上部大会出場経験のある実力者がそろったチーム。交流試合は緊迫した試合となった。
 双方5人ずつを出す団体戦で試合が行われ、先鋒、次鋒戦は大町署が連取、続く中堅、副将戦は市役所が2勝を上げ、五分と五分の勝ち星で最後の大将戦を迎えた。
 大町署からは安藤義久氏、市役所から荒井今朝一氏が大将となり、それぞれ竹刀を手にした。
 白熱した大将戦は引分けに終わり、この日の交流試合は、一歩も譲らない2勝2敗1分の結果となった。
 試合後は、道場で稽古(けいこ)をつけ、すがすがしい汗を流した。
 今井所長は、「市役所チームは、練習を積んでいる様子がうかがえ、とても強かった。」女性職員の方も団体戦に参加していたが、素晴らしい剣道を見せてもらった。今後も、こういった地域の人々との交流は大切と考える。機会があれば市役所の方はもちろん、他の剣道愛好家の方からも胸を借りて、交流を図っていきたい」と話していた。











交流戦とは思えない緊迫した試合が見られた

けいこを終えた大町署員ら


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