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              平成13年(2001年)8月5日 日曜日


 大町市九日町の勝野真由美さん(28)は、7日に東京都千代田区の日本武道館で開催される第18回全国家庭婦人剣道大会に出場することが決った。
 同大会は、社会的活動の機会に比較的恵まれない家庭婦人に対して、生涯剣道への目標と機会を与え、健康増進及び技術向上を目的に開かれている。試合は、5人1組の団体戦で、予選リーグ、決勝トーナメントと続く。
 勝野さんは、同大会に昨年も出場しており、2年連続出場となる。
 剣道四段の腕前で、現在は仕事の傍ら、大町市少年剣道クラブで後輩たちの指導にあたり、自らも競技人として剣道の腕を磨いている。松商学園在学中にインターハイに出場したほか、大学時代にも部の副キャプテンを勤めるなど、実力も兼ね備えている。また、先頃行なわれた全日本少年剣道錬成大会では、少年剣士をまとめる監督を務めるなど、試合経験や大会経験は豊富。 昨年の大会では、先鋒を務めた勝野さん。「前回は初出場とあってやや緊張して、固くなってしまい、自分の剣道ができなかった」と話し、「今大会は、全力を出して頑張りたい」と意欲を見せ、最終調整に入っている。
 今回の大会では、長野県は山形、大分の三県で決勝トーナメント進出をかけた予選リーグを戦う。
 また、今大会には、大町市出身の二木むつみさん(三郷村在住)が(財)全日本剣道連盟の依頼を受け、長野県から初めて審判員を務めることが決っている。